2005年5月21日 福島県 沼尻元湯 |
これぞ究極の露天風呂!?沼尻元湯への旅。。。 |
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野湯という言葉を知ってるかな?読み方は「のゆ」か「やゆ」はたまたは「やとう」なのかは分からない。 野池はのいけと読むから「のゆ」でいいのかな?でも俺は「やゆ」と読んでいるけど。 この野湯っていうのは自然に湧き出ている温泉。効能は心豊かな野生人になれる。 時間があったら一度は訪れてみたいと思ってた所があったのでこの週末さらっと行ってきた。 場所は福島県猪苗代町にある沼尻温泉元湯。夜が明ける前に家を出て東北自動車道をひたすら北上。 夜が明けて日が差してくると申し分ない晴天、しかし風が全く吹いてない。なぜ?しかしなのかは後に説明。 磐越自動車道、磐梯熱海ICで降り中ノ沢温泉街を抜けて沼尻スキー場に到着。 そこからゲレンデを横目にダートな道をガンガン登ってゆく、思ってたより道が悪いので普通車はちょっと厳しいかも。 そしてスキー場のさらに上までゆくと広いスペースの広場に到着、ここは安達太良山に登る登山者達の駐車場。 ここで車を降り、ある程度の荷物を持って入山。 しばらく歩くと白糸の滝、けど観光客はナシ。駐車場にも登山者の車は3台しか止まってなかったからね。天気がいいのに。。。 振り返ると広大な景色の山々。 途中落盤がありかなり危険な所もあるが雨が降ったりしなければ慎重に心がければ問題なし。 ふと足元に目をやると配湯管らしきものが延々と続いている、これが元湯から麓の温泉街に供給しているのだろう。 ってことはこれを辿っていけば目的地にたどり着けるはず。雪が残ってる! しばらく登ると川の色がエメラルドグリーンに変わり硫黄の匂いがプンプン匂ってきてやっと念願の元湯近辺に到着。 朝から気にいてた風もようやく吹いてきた、よかった。 補足だがここは一般に開放されている場所というわけでもないらしい、すべてのリスクは自己責任ということを了承しておきたい。 特に無風の場合などは火山ガスによる呼吸困難の可能性あり!!(実際、この上流の沼の平では9人の方が命を落としてます。) 川に手を入れると温かいっ!う〜んマジで感動!!ちょっとぬるいので上流へ向かうとだんだん水温が高くなってきた。 先人が作ったであろう良さげな湯壷を発見、手持ちのスコップでさらに深く掘って感動の入浴。。。 ぬぉおおおおーーーーー!!!マジ最高〜〜〜〜!!! まさに源泉掛け流し、しかもかなりいいお湯!!横の岩の下からコポコポ湧いてて空気にふれると白濁になるんだな〜。 ミニバーベキューをつまみにビールで乾杯。至福の時ってのはまさにこういうことなんだろう。 日差しが強いのでそこら辺にあった板で簡易屋根を作ってゆったり浸かってビールをグビグビ。 何度も言うけど最高!わざわざ来た甲斐があったなぁ。しかも見渡す限り誰もいないし。。。 気が付けば4時間くらいココに滞在してしまった。他にもいい湯壷があったけどそんなのもうどうでもいいや、っておもった。 一日中いたいのはヤマヤマだけど次回また来ることを誓って下山。 ふもとの中ノ沢温泉平澤屋旅館でお清めの風呂に入ってちょろっと観光。 猪苗代湖まで行き、野口英世記念館。 せっかくココまで来たのだからついでに若松まで足を伸ばし鶴ヶ城見学。学生時代に来た以来だったので実に懐かしかった。 若松出身で東京在住の友人がいたのでどこか美味い食い物屋を聞こうと電話したら偶然こっちに向かっているとのことで夜、 彼の実家でご馳走になることに。。。ご実家は温泉民宿、むかし何度かお世話になったがご両親は未だに変わらず元気で少し安心。 ダーツの旅に出演したことのある親父さんが採ってきた山菜料理を頂いた、マジうまでした。ご馳走様です。 いや〜今日は実に濃い内容で超が付くくらい充実した一日でした。 余談だが彼の実家、金山町というところは山を越えればもう新潟なんだけどこんな季節なのにまだ積雪通行止めの表示。 すごい所だ。。。 |